活動内容について

企業の実例

活動内容例1
山形県で、顧問コンサルタントとして活躍している社労士、
半田朱美社労士の事例

半田さんのクライアントに、カフェを2軒、経営している事業主がいます。
2018年1月から、関わらせて頂いたのですが、最初の段階での相談は、従業員から、業務の手が足りないので、スタッフを増やして欲しいとの要望があり、また経営的にも財務が苦しいとのことでした。

従業員は社員10名、パートは11名で、月の給与総額は222万円でした。
売り上げは年間6千400万円で、人件費が全体の41%を占めていました。
飲食店における、適切な人件費の割合は30%といわれています。
適切な数字を11%も上回っていながら、現場からは「人が足りない、人を増やせ」との要望でした。そして、毎月1人は辞めていく職場 でした。

そこでまず、半田さんは、事業主の性格タイプを判別しました。
その結果、社長はジャイアンタイプ(タイプ8)の女性であることが分かりました。
そして、全従業員の履歴書を提出してもらい、全員の顔写真と文字の特徴から、従業員の性格タイプを判別しました。

その結果、従業員のほぼ半数がスナフキンタイプ(タイプ4)であることが分かりました。
スナフキンタイプの方は全て個性的です。スナフキンタイプにはスティーブ・ジョブスや本田宗一郎のような、素晴らしい経営者もいます。
しかし、同じスナフキンタイプでも、ロックンローラー内田裕也のような、社会のルールや常識を嫌う、とんがった人物になる特徴もあります。
一般的にスナフキンタイプは、組織のルールや社会常識を軽く見ていますので、社会性が低く、職業も転々とし、安定した力を出せない傾向があります。

社長からは、従業員のスナフキンタイプの仕事ぶりを一人ひとりヒアリングしました。
その結果、スナフキンタイプの多くは、ビュッフェの料理の味が明らかに変でも平気な顔をしている、女性の場合、髪をヘアピンで留めるように言っても指示に従わない、調理士がメニューの写真と異なる料理を勝手に出すなど、非常に効率の悪い仕事ぶりの現場であることが分かりました。
そこで、半田さんは、就業規則と人事考課の表を作成しました。従業員としての業務の基準を明確にしたのでした。
そして、接客、調理のマニュアルを作りました。 恰好や服装についても、基準を設けました。またマネジャーには、管理職研修を行いました。
その結果、社会性の低いスナフキンタイプが居づらくなって、次々に自主退職をしました。
そして、新たな人を採用する際に、単に人手がいないから入れるという考えを改め、仕事に対して、安定的に貢献する人を見極めて採用することにし、履歴書段階での合否の精度を高くしました。

多くの人は知らないのですが、履歴書には50以上の情報が詰め込まれています。
履歴書の写真や経歴ばかりではなく、例えば志望動機の欄に「夢」「感動」の文字を使っていれば、事前に、求職者はスナフキンタイプであると、知ることができます。
読み取りのツールはエニアグラムです。
半田さんは、エニアグラムを駆使して、採用での正確な見極めを実現しました。
結果として、2019年2月の従業員数は16名、人件費は131万円に減り、35%の経費削減が出来、辞める人はゼロになりました。
売り上げは、去年と同じ6千400万円ですが、人件費の削減した分で内装を変えたり、冷蔵庫を新しくしたりしました。
人の問題が、ほぼ解決したので、社長は安心して、営業や社長業に専念できるようになりました。
また、半田さんの顧問料は、就業規則作成時に支払われるスポットから、月々5万円の顧問コンサル料をもらうことになりました。

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